この章では、すべてのアクションのリストとそのコンポーネントおよびプロパティの詳細について説明します。アクション テーブルで設定できるすべてのコンポーネントは、アクションのプロパティでも使⽤できます。この章では、アクション固有のプロパティについてのみ説明します。標準のプロパティについては、⇢ アクションの管理 で説明しています。
この章の構成
マウス ボタンの押下や、指定した位置へのマウスの移動をおこないます。
対象のマウス ボタンを指定します。XButton は、マウスのサイド ボタンを⽰します。
ボタンの押下/移動位置を指定します。相対位置指定、x:y のピクセル座標、または、変数を指定できます。
⽔平/垂直⽅向へのマウス ホイール アクションを実⾏します。
Horizontal, Vertical
ホイールの⽔平/垂直⽅向の移動量を、正負の整数値で指定します。変数を指定することもできます。
タッチスクリーン デバイスのタッチ アクションを実⾏します。リポジトリ アイテムへのリンクが必須です。
タッチ操作の位置、または、TouchMove での移動位置を指定します。相対位置指定、x:y のピクセル座標、または、変数を指定できます。
スワイプ アクションを実行します。スワイプの方向、距離、実行時間を設定できます。
スワイプの⽅向を⾓度で指定します。任意の値、または変数を指定できます。
スワイプの距離をピクセルで指定します。任意の値、または変数を指定できます。
スワイプにかける時間を指定します。任意の値、または変数を指定できます。
1 つ以上のキーを使⽤してキーボード ショートカットを実⾏します。
キーボード ショートカットを指定します。… ボタンをクリックすると、⼊⼒のアシスタントが開かれます。ショートカットを直接⼊⼒することもできます。たとえば、コピーのショートカットを実⾏するには、 ctrl+c を⼊⼒して Enter をクリックします。アクションのプロパティから設定することもできます。変数を指定することもできます。
任意の⻑さのキー シーケンスを⼊⼒します。アクションのプロパティから、⼊⼒した値をマスクすることもできます。
⼊⼒するキー シーケンスです。… ボタンをクリックすると、⼊⼒アシスタントが開かれます。
Home や Back ボタンのような、モバイル アクション キーを押下します。
押下するアクション キーです。
リポジトリ アイテムに対してバリデーション、つまり、予想される状態と実際の状態が⼀致するかどうかの確認を実⾏します。結果に応じて、レポートに成功 (Success) または失敗 (Failure)が記録されます。いくつかの異なる種類のバリデーションが利⽤でき、それぞれに固有のパラメーターがあります。
バリデーション アクションは複雑です。それぞれのバリデーション タイプは、共通のプロパティと固有のプロパティを持ちます。
Action: バリデーションの種類です。このプロパティの指定によって、以降のプロパティは変わります。
Message: バリデーションによってレポートにロギングされるメッセージです。空にするとデフォルトのメッセージが使⽤されます。
Report level on failure: 失敗 (Failure) 時の⇢ レポートレベル です。
Report level on success: 成功 (Success) 時の⇢ レポートレベル です。
Report screenshot: レポート メッセージにスクリーンショットを含めるか指定します。
リポジトリ アイテムが存在することをチェックします。存在する場合 Success が、存在しない場合 Failure がレポートされます。
リポジトリ アイテムが存在しないことをチェックします。存在しない場合 Success が、存在する場合 Failure がレポートされます。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値と⼀致することをチェ ックします。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。同様に、⼀致する可能性のある値も、属性によって異なります。たとえば、Text 属性はテキスト⽂字列のみをとり、Valid 属性は真偽値のみをとります。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。
固有のプロパティ
Match name および Match value: 上記で説明したプロパティです。
Grace period: アクションが属性値が Match Value と等しい状態になるまで待機する時間を秒単位で指定します。待機は、アクションが対象UI要素を見つけた後に開始します。待機時間中にUI要素が存在しなくなった場合、対象の要素をを再検索しますが、待機時間は停止および再開されません。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する正規表現に⼀致することをチェックします。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。
固有のプロパティ
Match name および Match value: 上記で説明したプロパティです。
Grace period: アクションが属性値が Match Value と等しい状態になるまで待機する時間を秒単位で指定します。待機は、アクションが対象UI要素を見つけた後に開始します。待機時間中にUI要素が存在しなくなった場合、対象の要素をを再検索しますが、待機時間は停止および再開されません。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する正規表現に⼀致することをチェックします。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。
固有のプロパティ
Match name および Match value: 上記で説明したプロパティです。
Grace period: アクションが属性値が Match Value と等しい状態になるまで待機する時間を秒単位で指定します。待機は、アクションが対象UI要素を見つけた後に開始します。待機時間中にUI要素が存在しなくなった場合、対象の要素をを再検索しますが、待機時間は停止および再開されません。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値を含むことをチェックします。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。
固有のプロパティ
Match name および Match value: 上記で説明したプロパティです。
Grace period: アクションが属性値が Match Value と等しい状態になるまで待機する時間を秒単位で指定します。待機は、アクションが対象UI要素を見つけた後に開始します。待機時間中にUI要素が存在しなくなった場合、対象の要素をを再検索しますが、待機時間は停止および再開されません。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値を含まないことをチェックします。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。
固有のプロパティ
Match name および Match value: 上記で説明したプロパティです。
Grace period: アクションが属性値が Match Value と等しい状態になるまで待機する時間を秒単位で指定します。待機は、アクションが対象UI要素を見つけた後に開始します。待機時間中にUI要素が存在しなくなった場合、対象の要素をを再検索しますが、待機時間は停止および再開されません。
これは、⇢ イメージベース オートメーション のバリデーションです。
バリデーションが実⾏されると、リポジトリ アイテムの現在のスクリーンショットが作成されます。次にこのスクリーンショットが、Screenshot name カラムで指定するスクリーンショットを含むかどうかをチェックします。Screenshot name カラムにある … ボタンをクリックすると、スクリーンショットの設定ダイアログが開かれます。このバリデーションタイプは CompareImage より柔軟ですが、画像サイズが大きくなると指数関数的に遅くなります。
バリデーション用のスクリーンショットとテスト実行時のスクリーンショットは同じ寸法である必要はありませんが、テスト実行時のスクリーンショットはバリデーション用のスクリーンショット、あるいは定義されたイメージの検索領域よりも大きい必要があります。そうでない場合、バリデーションは失敗します。したがって、テスト実行中に、検証したいUI 要素のサイズが、期待する画像を作成したときと同じかそれ以下であることを確認してください。
スクリーンショット名の... をクリックすると、イメージ検索領域とイメージ除外領域を設定できる ⇢ イメージ エディター が開きます。
ContainsImage のイメージ除外領域 は、イメージ検索領域の外側にある必要があります。バリデーションで、イメージ検索領域と似ている、または同じ特徴がイメージ除外領域上にあった場合も無視し、誤検出を防ぎます。
固有のプロパティ:
Image based: ⇢ イメージベース オートメーション のパラメーターを設定します。
Report difference images: 2枚のスクリーンショットの差分画像をレポートに出力するかどうかを設定します。
Report expected and actual images: 実際のスクリーンショットと期待したスクリーンショットをレポートに出力するかどうかを設定します。
Report similarity: 2枚のスクリーンショットの類似度をレポートに出力するかどうかを設定します。
これは、⇢ イメージベース オートメーション のバリデーションです。
バリデーションが実⾏されると、リポジトリ アイテムの現在のスクリーンショットが作成されます。次にこのスクリーンショットが、Screenshot name カラムで指定するスクリーンショットと等しいかどうかをチェックします。Screenshot name カラムにある … ボタンをクリックすると、スクリーンショットの設定ダイアログが開かれます。このバリデーションタイプは ContainsImage より高速ですが、柔軟性に欠けます。
バリデーション用のスクリーンショットと実行時のスクリーンショットは同じ寸法である必要があります。そうでない場合、検証は失敗します。したがって、テスト実行時、比較対象のUI 要素のサイズが、バリデーション用スクリーンショットを作成したときと同じかそれ以下であることを確認してください。バリデーション用のスクリーンショットよりも小さい画像あるいは検索領域を定義した場合、テスト実行中にアクションがバリデーション用のスクリーンショットと実行時のスクリーンショットを自動的にこれらの寸法に切り取ります。
スクリーンショット名の... をクリックすると、イメージ検索領域とイメージ除外領域を設定できる ⇢ イメージ エディター が開きます。
CompareImage のイメージ除外領域 は、必ずイメージ検索領域の範囲内にある必要があります。バリデーションでは、この領域に存在する差分を無視します。
固有のプロパティ:
Image based: ⇢ イメージベース オートメーション のパラメーターを設定します。
Report difference images: 2枚のスクリーンショットの差分画像をレポートに出力するかどうかを設定します。
Report expected and actual images: 実際のスクリーンショットと期待したスクリーンショットをレポートに出力するかどうかを設定します。
Report similarity: 2枚のスクリーンショットの類似度をレポートに出力するかどうかを設定します。
バリデーションの概念については、Ranorex Studio 基礎 > バリデーション > ⇢ イントロダクション を参照してください。
参照しているリポジトリ アイテムの特定のアクションを、マウス クリック、キー押下などの操作を介さずに実⾏します。リスト アイテムなどのすぐには表⽰されないことがある UI 要素や、フォーカスがないウィンドウのドロップダウン メニューなどにアクセスする場合に便利です。
実⾏するアクションです。指定可能なアクションは、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。
ほとんどのアクションは引数を必要としませんが、引数を必要とするものもあります。引数は、アクション名の後に括弧で、例えば、InvokeMethod(Name) のような形で表⽰されます。引数は、アクション テーブルまたはプロパティから定義します。変数を指定することもできます。
Invoke action の利用例については、Ranorex Studio 基礎 > アクション > ⇢ Invoke actions を参照してください。
リポジトリ アイテムの属性から値を取得し、変数に渡します。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。取得された値は、変数に渡す前に正規表現を使⽤して変更することもできます。
このアクションを使⽤する⼀般的なシナリオは、特定の操作結果の値を取得することです。次にこの値を変数に渡し、操作の結果が正しいかどうかを確認するために、バリデーションで使⽤します。

値を取得する属性です。
取得した値を格納する変数です。
値を変数に格納する前に適⽤する正規表現です。
参照しているリポジトリ アイテムです。
リポジトリ アイテムの属性に値を設定します。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。値はマスクすることができます。

値を設定する属性です。
属性に設定する値です。変数を指定することもできます。
参照しているリポジトリ アイテムです。
ブラウザーを起動して、指定した URL へ移動します。

ブラウザー起動後に移動する URL です。変数を指定することもできます。
起動するブラウザーです。変数を指定することもできます。
ブラウザーを最⼤化するかを指定します。
指定したディレクトリのアプリケーションを直接起動します。

アプリケーションのパスです。相対パスを指定することもできます。変数を指定することもできます。
アプリケーションの起動に指定するコマンドライン引数です。指定可能な引数は、アプリケーションによって異なります。変数を指定することもできます。
Working directory:
モバイル デバイスでアプリケーションを起動します。
アプリケーションを起動するエンドポイントです。変数を指定することもできます。
アプリケーションの起動に指定するコマンドライン引数です。指定可能な引数は、アプリケーションによって異なります。変数を指定することもできます。
アプリケーションが既に起動している場合、リスタートします。変数を指定することもできます。
モバイルテストについては、Webとモバイルのテスト > モバイルテスト > ⇢ イントロダクション で詳しく説明しています。
Android アプリをインストルメントし、デバイスにデプロイします。
アプリケーションをデプロイするエンドポイントです。変数を指定することもできます。
インストルメントおよびデプロイするアプリケーションへのパスです。変数を指定することもできます。
モバイルテストについては、Webとモバイルのテスト > モバイル テスト > ⇢ イントロダクション で詳しく説明しています。
iOS アプリをインストルメントし、デバイスにデプロイします。
アプリケーションをデプロイするエンドポイントです。変数を指定することもできます。
インストルメントおよびデプロイするアプリケーションへのパスです。変数を指定することもできます。
インストルメントおよびデプロイするアプリケーションのアプリケーション ID です。変数を指定することもできます。
モバイルテストについては、Webとモバイルのテスト > モバイル テスト > ⇢ イントロダクション で詳しく説明しています。
指定したリポジトリ アイテムのモバイル デバイスの⽅向を設定します。
設定するデバイスの⽅向です。ポートレート (Portrait) とランドスケープ (Landscape) が指定できます。Landscape left は、デバイスの上部が左回転することを意味します。Landscape right はその逆です。変数を指定することもできます。
モバイルテストについては、Webとモバイルのテスト > モバイル テスト > ⇢ イントロダクション で詳しく説明しています。
参照しているリポジトリ アイテムを含むアプリケーションまたは Web サイトを閉じます。
このアクションは、アプリケーションや Web サイトを閉じるために使⽤できます。’CloseMethod’ が ‘CloseWindow’ に設定されている場合には、アプリケ-ションを終了させようとします。’Grace Period’ パラメーターが 0ms 以上の値に設定されている場合、この指定した時間以内にアプリケーションを閉じることができなかった場合に、プロセスを強制終了します。’CloseMethod’ が ‘KillProcess’ に設定されている場合には、’Grace Period’ パラメーターの設定は無視され、アプリケーションのプロセスを即座に強制終了します。

CloseWindow はウィンドウのクローズを試みます。失敗した場合、Grace period に設定した時間の後、プロセスを強制終了します。KillProcess は Grace period の設定を無視し、プロセスを即座に強制終了します。
Grace period は、アプリケーションの正常終了が失敗した場合、プロセスを強制終了するまでに待機する時間です。変数を指定することもできます。
参照しているリポジトリ アイテムの親アプリケーションが閉じられます。
指定した時間内に指定した状態に遷移するまで待機します。いくつかのタイプが利⽤できます。
参照しているリポジトリ アイテムが存在するかを、Timeoutカラムで指定したタイムアウトに達するまで待機します。タイムアウトには、変数を指定することもできます。
参照しているリポジトリ アイテムが存在しないかを、Timeoutカラムで指定したタイムアウトに達するまで待機します。タイムアウトには、変数を指定することもできます。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値と等しいことを、指定したタイムアウトに達するまで待機します。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。指定したタイムアウト以内で値が⼀致しない場合、このアクションは失敗します。
タイムアウトは、アクションの Wait timeout プロパティで設定できます。変数を指定すること もできます。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値と等しくないことを、指定したタイムアウトに達するまで待機します。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。指定したタイムアウト以内で値が⼀致しない場合、このアクションは失敗します。
タイムアウトは、アクションの Wait timeout プロパティで設定できます。変数を指定すること もできます。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値を含むことを、指定したタイムアウトに達するまで待機します。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。指定したタイムアウト以内で値が⼀致しない場合、このアクションは失敗します。
タイムアウトは、アクションの Wait timeout プロパティで設定できます。変数を指定すること もできます。
Match name カラムで指定する任意の属性が、Match value で指定する値を含まないことを、指定したタイムアウトに達するまで待機します。属性名と属性値の両⽅で、変数を指定できます。利⽤可能な属性は、参照しているリポジトリ アイテムによって異なります。指定したタイムアウト以内で値が⼀致しない場合、このアクションは失敗します。
タイムアウトは、アクションの Wait timeout プロパティで設定できます。変数を指定すること もできます。
レポートにメッセージをロギング、または、スクリーンショットまたはスナップショットをキャプチャします。
Log: レポートにメッセージを出⼒します。
Screenshot: スクリーンショットをキャプチャしてレポートに出⼒します。
Snapshot: スナップショットをキャプチャしてレポートに出⼒します。
レポートに表⽰されるメッセージです。スクリーンショット/スナップショットのキャプチャにも使⽤されます。変数を指定することもできます。
ロギングするアイテムの⇢ レポートレベル を指定します。
アクション テーブルの現在の位置にセパレーターを挿⼊します。関連するアクションを視覚的に分離またはグループ化するために使⽤します。セパレーターを説明するヘッダー テキストを追加できます。セパレーターとヘッダー テキストもレポートに表⽰されます。このアクションは、テストの実⾏⾃体には影響を与えません。
セパレーターについては、Ranorex Studio 基礎 > レポート > ⇢ Ranorex 標準レポート を参照してください。
指定した時間、次のアクションの実⾏を遅らせます。このアクションは、指定した時間、テストの実⾏を⼀時停⽌します (ただし、テスト対象アプリは正常に実⾏されます)。時間に変数を指定することもできます。ディレイはターボ モードの影響を受けません。
ユーザー コード アクションを追加します。既存のユーザー コード アクションをユーザー コード ライブラリから追加したり、⾃分でコードを作成したりすることができます。
ユーザーコード アクションについては、Ranorex Studio 基礎 > アクション ⇢ ユーザーコード アクション を参照してください。
ユーザーコード ライブラリについては、Ranorex Studio エキスパート > ユーザーコード ライブラリ > ⇢Introduction を参照してください。